<黄金の島・ジパング>D「神国」日本


教師:さて今日は、(フリップを黒板に貼る)・・・・・・・・。

生徒:「神国日本!!??」「森首相が言ったことに似ているね。」

教師:そうだね。『日本は神の国』ってやつだね。・・・でもこれは豊臣秀吉が言った言葉。

生徒:「どうして秀吉は日本が神国だって言ったの?。」

教師:うん。それが今日の学習のテーマなんだ。・・・じゃあまず、ヨーロッパ人が日本に来てからどのような事が起きたかを学習してみよう。まず、復習。鉄砲が日本にもたらされた年と、キリスト教が日本に伝えられた年を、教科書の年表で調べてみよう。

(各自、年表を調べる)

教師:では、いいかな。・・・じゃあ鉄砲が日本に伝えられたのはいつ?。

生徒:「1543年!!!!!」

教師:そうだね。1543年。・・・では、キリスト教が伝えられたのは?。

生徒:「1549年!!!!!」

教師:そうだね。1549年。・・・じゃあついでに、この2つの出来事があったのは、何時代?。

生徒:「戦国時代!」「室町時代!」「違うよ戦国時代!」

教師:どちらも正解だね。戦国時代は室町時代の後半を言うんだから。ところで戦国時代という名はなんでつけられたの?

生徒:「戦争が多い時代だから」

教師:そうだね。じゃあ、誰と誰とが戦争していたの?

生徒:「戦国大名同士!!」

教師:そう、そのとおり。でもそれだけじゃないよ。

生徒:「天皇!」「天皇は戦争しないよ」「どうして?」「領地をとられて家もボロボロだったって言うじゃないか」「あっそうか」

教師:じゃあ、誰?(考え込んでいる) ほらこの時代自分の暮らしを守るために守護大名や戦国大名とたたかって、それを追い出したりした人たちがいたじゃないか。

生徒:「そうだっ! 土一揆!!!」

教師:そう土一揆。土一揆って誰がやったの?

生徒:「土民!!!!」 

教師:土民って?

生徒:「農民とか商人!!」 「職人も!!!」

教師:そうだね。戦国大名同士の闘いと戦国大名と土一揆との闘いなど戦争が絶えない時代が戦国時代だったんだ。そんな時代に鉄砲がもたらされ、すぐさま真似て国産化されたので大名たちは競って鉄砲を手に入れようとしたんだね。なぜだかわかるかな?。

生徒:「戦争に有利だから?。」

教師:そう。有利だから。・・・・でもなぜ有利なの?。

生徒:「・・・・・・・・・・・・・・・・?。」

教師:うん。・・そうだね。・・・戦国時代の武士の武器って何?。

生徒:「刀!!」「槍!!!」「弓矢!!!」

教師:そうだね。・・・で、この武器から身を守るために何をした?。

生徒:「鎧を着た!!」「兜を被った!!」

教師:そうだね。鎧兜。・・・じゃあその鎧兜って何でできていたの?。

生徒」「鉄!!!」「分厚い鉄!!!」

教師:だと思うでしょ。でも違う。

生徒:「えっつ、ほんとに?。」

教師:うん。昔は牛の皮で出来ていてね、皮を何枚も接着剤でつけて板にして、それを皮の紐で縫っていたんだ。

生徒:「へーっつ!!」

教師:そしてね。大事なところは薄い鉄板に皮をかぶせてそれをひもで縫っていたんだよ。だから刀で切られると鎧も少し切れる。そして矢があたると刺さるんだ。・・・でも突き通ることはないというのが鎧兜だったんだよ。・・・でも鉄砲が出てくると・・

生徒:「撃ちぬかれる?。」

教師:そう。撃ちぬかれる。・・・だから鎧を分厚い鉄で作るようになると・・・・?。

生徒:「重くて動けない!!」

教師:そう。だからあまり分厚く出来ない。・・・ということは鉄砲で狙われると・・・?。

生徒:「殺される!!!」「撃たれる!!!」

教師:そうです。あまり剣のうではない足軽でも鉄砲の練習をすれば、武士を簡単に殺せるんだ。

生徒:「だから、鉄砲を欲しがったんだね。」

教師:そう。そういうことです。・・・・・・ところで話は変わるけど、その戦国時代を終わらせ日本を統一したのは誰だっけ? 

生徒:「秀吉!」「豊臣秀吉!」「信長!!!」「家康!!」「徳川家康!!!」

生徒:「どれが正解?。」

教師:そうだね。どれも正解。最初に全国を統一した秀吉は、彼は大部分統一を進めた彼の主人のあとを引き継いだだけ。秀吉の主人て誰?

生徒:「信長!」「織田信長だ!!」 

教師:そうだね。信長。でも残念ながら信長は、全国統一が完成する前に殺されて、それを引き継いだのが秀吉。そして秀吉の死後の混乱をまとめて、もう一度日本を統一したのが家康だね。・・・・・じゃあ資料集をあけてごらん。・・・資料集のp77の天下統一だ。

教師:この地図のピンク色の所が、信長が統一した所なんだ。

生徒:「ずいぶん大きいね!」「もうちょっとで統一できたんだ!!」

教師:そう。もう少しだったんだね。信長に従わない大名は・・・・

生徒:毛利輝元!!」「島津義久!!!」「北条氏政!!」「上杉景勝!!!」「なんて読むの?。長曾我部だ!!」

教師:そう。この5人だね。信長は上杉と同盟を結んで、徳川家康と一緒に武田を攻め滅ぼしたあと、北条を家康に押さえさせておいて、まず西の中国地方の毛利を攻めることにして、全軍をあげて毛利を攻めた。そして大将の自分が乗り出すことにして、ほんのわずかな家来をつれて京都に立ち寄った。そこを裏切った家来が襲った!!。

生徒:「明智光秀!!」

教師:そう。・・・光秀軍15000に攻められて彼は死んだんだね。そのあと家来の中で争いがおこって、それに勝ってあとを継いだのが秀吉。そして家康に協力してもらって全国を統一したんだね。

生徒:「強いんだね」

教師:そうだね。・・・・ところでこの人たちがそれまでどんな大名だったのかを見ておこうね。・・・・資料集のp65を見てその地図で信長を探してご覧。

生徒:「なにこれ!!」「小せーっつ!!」

教師:そう。信長の領地はものすごく小さいね。なのに東隣の大大名今川義元を倒したあと、その家来であった徳川家康と協力してまわりの大名を攻め亡ぼし、最後に強敵の武田を亡ぼして天下統一に向かったんだね。・・・・・そこで問題。日本を統一した信長・秀吉の強さの秘密はなんだろう?。ノートに自分の考えを書いてみよう。

生徒:「えっ!!わかんないよ」「なんだろう?」「なんだっけ?」「そんなのやったか?」(おおいに戸惑っている・・・・・)

教師:じゃあ、そろそろいいかな?。・・・・じゃいってみよう。・・・はい。△△くん。

生徒:「はい。信長は身分の区別なくすぐれた人をたくさん家来にしたそうです。それが強さの理由だと思います。」

教師:うん。なるほど。そう言われているね。・・・でもこれはどの戦国大名も同じなんだよ。

生徒:「えっつ、違うの?。」

教師:うん。これもあるけど他にも大きな理由がある。・・・・・はい。■■さん。

生徒:「信長は農民を兵士につかうよりもお金で武士を雇ったそうなので、それが理由だと思います。」

教師:うん。それはそうだね。農民を兵士にしている他の大名は春から秋は戦争ができないけど、信長は一年中戦争が出来るからね。

生徒:「どうして?。」

教師:考えてごらん。春から秋というのは農民は・・・・?。

生徒:「仕事で忙しい!!!」

教師:そうです。だから戦争ができるのは冬だけ。それじゃあ信長に勝てないね。・・・でもまだあるよ。

生徒:「もしかしたら鉄砲?」

教師:○○さん。 鉄砲をどうしたの? 

生徒:「はい。鉄砲を大量につかったんだと思います。」 

教師:そう。で、どんなふうに?

生徒:「あっ 3段撃ち!!」「なにそれ?」「鉄砲隊を3つに別けて繰り返し鉄砲を撃ったんだって」「へえー良く知っているね」

教師:そう。鉄砲もその強さの秘密の一つだ。鉄砲は当時とても高い値段がついていてんだけど、信長はそれを大量に持っていたんだね。

生徒:「どれぐらいの値段だったの?。」

教師:「おおよそ、信長の時代に使われた小型の鉄砲は、1丁で50万円ぐらいだといわれています。少し口径の大きくて威力のある鉄砲は、1丁で240万円ぐらいだそうですよ。」

生徒:「高い!!」

教師:じゃあ、信長が鉄砲をどんな風に使ったか見てみようね。資料を配ります。(資料Eを配る)

  <黄金の島・ジパング>資料E 「信長・秀吉と鉄砲」

1.ヨーロッパ式の野戦用の城と3000丁の鉄砲を用いて、当時日本最強といわれた

  武田軍13000をほぼ全滅させた織田信長の戦い方

武田軍

 

 武田軍⇒

(「長篠・設楽原合戦の真実」雄山閣刊より)

教師:これが武田軍を打ち破った長篠の合戦の信長の陣地。3重の堀と分厚い土塀に守られた3000丁の鉄砲隊。一人の射手に3人の弾込め係りがついて4丁の鉄砲を次々に撃つ。いくら鉄砲や矢を撃っても信長軍の鉄砲隊は土塀に守られ無傷。堀に阻まれて動けない武田軍に約700丁の鉄砲が一斉に火を吹き次から次へと撃ちかけてくる。その上武田軍は13000人を一度に突撃させないで500とか1000とかづつ突撃させるので、次から次へと戦死。8時間もこの戦闘が続き、武田軍の大部分が戦死したという闘いだ。

生徒:「すごいやりかただね」

教師:そう。すごい。

生徒:「3000丁の鉄砲を使ったということは、すごいお金をもっていたということでしょ。」

生徒:「いくらかな?」「1丁50万円だから、3000かけると・・・」「15億円!!!」「ひえー!すごい」

教師:でも戦争するにはもっとお金がいるね。

生徒:「兵隊の食料!」「兵隊を雇う金!!」「陣地を作るのに必要な人を雇ったお金!」「柵に必要な木の代金!!」

生徒:「信長ってすごい金持ちだったんだ。」

教師:そうだね。金持ちだ。

生徒:「先生!。質問!」

教師:はい。##くん。何ですか。

生徒:「はい。信長の領地は最初は小さかったのに、どうしてお金持ちだったのですか?。」

教師:うん。良い質問だね。・・信長と家康の領地の尾張・三河という所はね、綿の産地なんだ。綿でできた着物は暖かいし、下着としても最高だ。だからこれを全国に売ってお金を儲けていた地方なんだよ。それにあと陶磁器もある。

生徒:「こういう物に税をかければ巨額のお金が入ってくるわけだね。」

教師:そういうことっだ。この富を使って鉄砲を買いいれ、さっきのようにうまい戦争のやりかたをした。これはヨーロッパの戦争のやり方を真似たものだと言われている。さらに信長・秀吉の強さは鉄砲を上手に使っただけではない。資料Eのうらを見てご覧。

   <黄金の島・ジパング>資料E 「信長・秀吉と鉄砲」

2.鉄砲の国内の生産地は3ヶ所だった。

    1. 堺の町
    2. 根来の町
    3. 国友の町       ★この3ヶ所は誰の領地?
                 (資料集p77の地図と比べてみよう)

教師:日本国内の鉄砲の産地はこの3箇所しかなかった。ここは誰の領地?

生徒:「ぜんぶ信長の領地!」

教師:そう。信長の領地。最初はそうじゃあなかったのだけど、最後は全部彼の領地になったんだ。ということは信長に敵対する大名が鉄砲を手に入れようとすると、信長はどうする?。

生徒:「売らせない」

教師:どうして? 

生徒:「敵が強くなるから」

教師:そうだね。じゃあその大名はどうやって鉄砲を手に入れる?

生徒:「鉄砲を作れる人を自分の領地に連れてきて作らせる」

教師:何処から連れてくるの?

生徒:「国友!」「堺!」「根来!」

教師:信長はそれを黙って見ているの?。

生徒:「連れて行かせない」

生徒:そうだね。だから国産の鉄砲を手に入れることは難しくなるわけだ。じゃあ鉄砲は手に入らないのだろうか。他に方法はない?

生徒:「ある。外国から買えば良い」

教師:その通りだね。でも鉄砲の産地を押さえている方が強いね。まとめると、信長・秀吉の強さの秘密の一つは国産の鉄砲を独り占めした事にもあると言われている。それ以外にもさっき言ったように、彼らのもともとの領地の尾張は家康の領地の三河と並んで、綿花の日本唯一の産地だった。だから彼らの兵隊は冬でも暖かい服を着て戦争できたが、他の大名の兵隊は綿の服を着れなかった。そして信長・秀吉の領地は商工業の発展したところだったので彼らにはお金はたくさんあった。そのお金で兵隊を雇ったので一年中戦争が出来たと言う強みもあったんだ。他の大名は農民を兵隊として連れていったから農業の忙しくない時しか戦争が出来なかったと言う。

生徒:「へー、面白いね」「ようするに豊かな土地を領地に持っていたということだね」

教師:そうだね。

板書事項

○信長・秀吉の強さの秘密は?

 @国産の鉄砲を独り占め

 A綿など産する豊かな土地を持っていた。

 Bお金で兵隊を雇ったので一年中戦争ができた

教師:ところでその秀吉が全国を統一する途中で、九州の長崎に立ち寄ったとき、次のような命令を出したんだ(資料F「長崎の没収」を配布)

  <黄金の島・ジパング>資料F「長崎の没収」

1587年。九州の島津氏を討つ戦いで九州に来た秀吉は、貿易港長崎の様子を見るや、「キリスト教の禁止」と「長崎の没収・秀吉の直轄領(秀吉の領地)化」を命令した。

(以下はそのことをローマに報告した手紙)

 長崎の地で、宣教師(キリスト教を広めることを仕事としたお坊さん)らはたいへん快適に暮らしていた。なぜならこの地の大名の大村純忠は、10年前に長崎の港と隣の茂木の地をイエズス会(キリスト教を広めることを目的とした団体。スペイン国王の援助を受けていた)に永久に与えたからだ。これらの地からは毎年多くの収入がイエズス会に入ったし、この地の大名もポルトガル船の来航によって利益をえた。また有馬晴賢は長崎に近い浦上の地をイエズス会に与え、ここからも多くの収入をえることができた。

 しかし、関白秀吉がこのたびの迫害(キリスト教を禁止し、宣教師や信者を国外に追い出し、従わない宣教師と信者26人をはりつけにした)をおこし、われらからこの地を没収することを命じた。

(宣教師ガスパル=コエリエの手紙の一部)

教師:つまり、これまで許してきたキリスト教をいきなり禁止し、従わない宣教師や信者をはりつけにしたばかりではなく、イエズス会の領地となっていた長崎を没収して秀吉のものにしたんだ。

生徒:「なぜ急に態度を変えたの?」

教師:そう。そこが問題だね。では、皆で考えてみよう。秀吉はなぜ長崎を没収しキリスト教を禁止したのか。

生徒:「うーん。わかんないな」

生徒:「質問!長崎がイエズス会というキリスト教の団体のものである事がいけないのかな?」

教師:そうかもね。じゃあなぜ長崎がキリスト教会のものじゃいけないの?

生徒:「うーん。よくわかんない」

生徒:「質問! 長崎にポルトガル船が来る事が問題なのかな?」

教師:なるほど。で、どうしてそれが問題なの?

生徒:「ポルトガル船て何しにきたの?」「貿易にきまってるだろ?」「何を売りにきたの?」「鉄砲にきまってるだろ?・・あっそうか。わかった!!」

(各自自分の考えをノートにまとめる)

教師:だいたい書けたようだから、こんどは班で討論してまとめてごらん。

(各班で討論する)

教師:じゃあみんなの意見を聞こう。・・・はい。6班。お願いします。

生徒:「はい。うちの班の意見は、キリスト教が広がると外国とつながって貿易して鉄砲を手に入れるやつが増えると困るからだと思います。」

生徒:「はい。今の意見に補足!!」

教師:はい。○○くん。

生徒:「はい。3班も6班とほとんど同じ意見ですが、長崎にポルトガル人が来て鉄砲を大名たちに売ると、秀吉に反抗するやつが出てくることも理由だと思います。」

生徒:「そんなのつぶせばいいじゃん」

生徒:「はい。今の意見に。」

教師:はい。4班どうぞ。

生徒:「はい。反抗する大名をつぶせば良いという意見がでましたが、秀吉と大名たちがけんかしているところにスペインやポルトガルが軍隊を出して日本を征服しようとしたら大変だよ。だからそうならない前に、長崎を没収して、自分に反抗する大名が武器などを手にいれられないようにしたんだと、僕たちは考えました。」

生徒:「なるほど。いつまでも日本の中で争っていると、ヨーロッパの国々の植民地になってしまうということだ。」

生徒:「ちょっと質問があります。」

教師:はい。&&さん。何ですか。

生徒:「はい。うちの1班で出た意見なんですが、長崎だけキリスト教を禁止してもしょうがないと思います。」

生徒:「なんで」

生徒:「日本は海に囲まれた島ですから、長崎以外の他の所でも、どこでも来れるから、キリスト教が広まり、貿易ぐらいいくらでも出来るじゃないですか。」

生徒:「あっそうか・・・じゃあ・・・長崎を没収しただけじゃ、日本がヨーロッパの植民地にされる危険はなくならないということだね。」

教師:こんな理由で秀吉は長崎を没収しキリスト教を禁止したんだろうね。そしてキリスト教を禁止する表向きの理由が『日本は神国だからほかの宗教はいらない』だったんだ。

生徒:「神国って?」

教師:神様の子孫である天皇を頭にいただく国ということだよ。

生徒:「へーえ」「神国日本って、日本をヨーロッパの植民地にしないための考え方だったんだ。」

教師:そうだよ。・・・今の討論でわかたように、、秀吉のやった事だけでは日本のヨーロッパの植民地にさせないのには不充分だと言うわけだ。じゃあ、君たちが秀吉だったらどうする。賢い秀吉のことだからわかったいたはず。秀吉だったらどうしただろう。次の時間はここを考えて討論してみることにして、最後のまとめの問題をやってみよう。

○まとめ

【 @ 】の生産地を押さえ、日本の中心地を押さえた【 A 】・【 B 】は全国をほぼ統一した。

九州を平定した【 B 】は、長崎がキリスト信者の大名によってキリスト教会の領地になっているのを見て、日本が【 C 】の【 D 】になる危険を感じ、長崎を没収して【 E 】も禁止した。

教師:じゃあ答えあわせをしておこう。・・・最初の@は?。

生徒:「鉄砲!!!」

教師:そうだね。・・・ではAは?。

生徒:「信長!!」

教師:ではBは?。

生徒:「秀吉!!!」

教師:そうだね。じゃ、Cは?。

生徒:「ヨーロッパ!!!」

教師:そうだ。ではDは?。

生徒:「植民地!!!」

教師:じゃあ最後のEは?。

生徒:「キリスト教!!!」

教師:そうだね。じゃ、授業はここまで。


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